新型コロナウイルスの影響による外出の自粛などにより、インターネットでの購入が増えているそうです。
その際、実在する通信販売サイトの模倣や、連絡先を偽った通信販売サイト（以下、偽サイト）で商品を注文し、商品が届かず返金もされないなどのトラブルも増加しているようです。
偽サイトでは、
●販売価格が極端に安い。または、極端な割引がされている。
●支払い方法が銀行振込（前払い）のみになっている。※カード決済や代引きが利用できる場合もあります。
●振込口座の名義人が、サイトの運営会社やサイト運営責任者の名前と異なる。
●運営者情報の連絡先として、電話番号の記載がない。
※通信販売サイトを運営する際、特定商取引法に基づく表記として、事業者の責任者名、所在地、電話番号の記載が義務付けられています。
●運営会社の所在地が偽装されている。もしくは、存在していない所在地になっている。
●サイト内に使用されている日本語表記やフォントに不自然な点がある。
などの特徴があるとされています。
これらの特徴に該当する通信販売サイトが偽サイトと断定できません。
しかし、複数の特徴が該当する場合は、十分注意が必要と思われます。
なお、もし被害にあわれた際は、速やかに所轄の警察にご相談下さい。
また、口座振替やクレジットカードでの支払いを選択していた場合は、振込先の金融機関やクレジットカード会社にもご連絡下さい。
これまで利用していなかった新しい通信販売サイトをご利用される際は、通信販売サイトの運営者情報などをご覧ください。
その際に、正規サイトか疑わしい場合は、トラブルを未然に避けるために、周囲の方にご相談されるなど、ご注意いただければと存じます。