先週末、世界28カ国から、300人以上の方が参加された『ICNIM2024(統合医療機能性食品国際学会 第32回年会)』が開催され、参加させていただきました。
今年は、基調講演として、「がんとエピジェネティクス(※エピジェネティクス:遺伝子の配列を変えずに食品や遺伝子発現を制御・抑制する仕組みや研究分野のこと)」と題して、牛島俊和先生(星薬科大学学長)がご講演されました。
基調講演以外に52演題の発表がなされました。
演題では、認知症などの高齢化社会に伴う疾病の予防や治療の効果、がんの発生や進行に関する報告などがなされました。
また、公開シンポジウムでは、「がんと共により良く生きる~QOLを支える統合医療~」と題して、がん患者様の生活の質(QOL=Quality of LIFE)を支えるために、統合医療(手術・放射線・化学療法などの従来の治療法に加え、サプリメント、ヨガ、漢方など、様々な補完的アプローチを組み合わせる事)を治療にどう取り入れて、患者様のQOLを高めるか、専門医がそれぞれの分野からわかりやすく解説がなされました。
ぜひ、来年も様々な分野の最新の知見を学びたいと思います。
【ハービックス】店長の岩屋でした。