今週半ばには、全国的に梅雨入りするのではと予想されています。
梅雨は、湿度と気温ともに高く、ジメジメ、ムシムシした季節で、「カンピロバクター」や、「サルモネラ」、「O-157(腸管出血性大腸菌)」などの細菌を原因とする「食中毒」が急増してしまうシーズンです。
食中毒予防の3原則は、「食中毒」の原因である細菌を、
●つけない
●増やさない
●退治する
とされており、調理に使った調理器具の清掃や、食材の低温での保管など、3原則を守れるようにご注意いただければと思います。
さて、そのような食中毒予防の3原則を守っていた場合でも、食中毒になってしまったと報道されるケースがあります。
しかし、同じメニューを食べても、食中毒になってしまう方と、ならない方がいるのは、なぜでしょう?
その差は、腸内環境の状態や免疫力の強さではないかと思います。
免疫細胞の約70%が腸内に存在していると言われているので、腸内環境が整っていると、食中毒にもなりにくいと考えます。
どうぞ、蒸し暑い梅雨の時期、腸内環境を良くして、食中毒などにも負けない元気な毎日をお過ごしいただければと思います。