先日、私が毎日利用している、近鉄橿原線の結崎駅の新駅舎が完成しました。
新しい駅舎は、奈良県の伝統建築である「大和棟(やまとむね)」をモダンに表現した建築だそうです。
また、駅前にある佐々木塚古墳を保存活用するとともに、観世能楽発祥の地、結崎にちなんで、能舞台を模したウッドデッキを整備しています。
しかも、この佐々木塚古墳、芝生が整備されていますので、その芝生に座ったり、寝転んだりできます。
実際の古墳の上に、座ったり寝転んだりはなかなかできないのではないでしょうか。
近鉄結崎駅は、1923年に大阪電気軌道畝傍線の開通時にできたそうです。
その後、1998年、駅舎が立て替えられました。
(写真 左:1998年から、2022年6月4日まで使用されていた旧駅舎)
(写真 右:解体中の旧駅舎)
そして、1998年の完成から、24年間の役目を終えた結崎駅舎は、現在、解体作業が進められています。
近鉄橿原線の駅として、99年目を迎えた、近鉄結崎駅。
これからは、公共交通機関としてだけでなく、イベントの開催も予定されているそうです。
どのようなイベントが開催されるか、楽しみにしたいと思います。