認知症予防に耳が重要!聴力低下と認知症の関係

明日、4月20日は「聴くの日」です。
「大切な人の話を聴きましょう。そしてあなたも自分の話を周囲の人に聴いてもらいましょう。」との考えから制定された日だそうです。

今回は、『大切な人の話を「聴く」、そして自分の話を周囲の人に聴いてもらう』事が、認知症予防にもつながる事をご紹介します。

近年、認知症と聴覚の関係が注目されています。
研究によると、聴力が低下すると認知症のリスクが2倍以上になることが分かっています。

では、なぜ聴覚が衰える事で、認知症のリスクが高まるのでしょうか?
それは、
◎脳の活性化不足:
聴覚から得られる情報は、脳の広い領域を活性化します。
聴力が低下すると、脳への情報量が減少し、脳全体の機能低下につながる可能性があります。
◎社会的孤立:
聴力が低下すると、コミュニケーションが取りづらくなり、社会との関わりが減ってしまいます。
社会的孤立は、認知症のリスクを高める要因の一つです。
◎ストレスの増加:
聴力が低下すると、聞き間違いや誤解が生じやすくなり、ストレスが溜まりやすくなります。
慢性的なストレスは、脳の機能に悪影響を与えます。
などが原因とされています。

聴覚を健全に保つためには、
◎定期的な聴力検査
◎難聴の治療:
補聴器や人工内耳などでの治療。
◎脳の活性化:
読書や音楽鑑賞、脳トレなど、脳を活性化する活動を積極的に行う。
◎生活習慣の改善:
適度な運動、バランスの良い食事、十分な睡眠など、健康的な生活習慣を心がける
などが良いとされています。

聴覚に良いとされている栄養素は、
◎ビタミンB12:
難聴を引き起こす傷ついた末梢神経を修復する働きがあると言われています。
◎ビタミンC:
難聴の引き金となりやすいストレスを改善させ、疲労を回復させる働きがあると言われています。
また、毛細血管の働きなどを正常に保つ役割もしており、特にその抗酸化作用には体内の各部位の老化防止などの効果も期待されています。
などの栄養成分がオススメですので、毎日の食事でこれらのビタミンを補給しつつ、また食事だけでは不足するようならサプリメントでの補うなど、ご自身の生活習慣に合った方法をご検討されてはいかがでしょうか。

明日の「聴く日」には、
◎人の話を、いつもよりじっくりと聴く
◎相手の言葉に耳を傾け、共感を示す
◎質問をしたり、意見を述べたりして、会話を盛り上げる
◎非言語的なコミュニケーションにも注意する
などいつもより、話に耳を傾けてはいかがでしょうか。

誰かの話を「聴く」ことは、認知症予防だけでなく、相手との理解を深め、絆を強めることにもつながります。
明日は「聴く日」を意識して、大切な人と心を通わせる時間をお過ごしになってはいかがでしょうか。

ハービックス】店長の岩屋でした。

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